国家公務員(一般職)に就職するための勉強方法(目標設定~教養試験編)

公務員情報

どうも、元国家公務員のいけやんです。

今回は、国家公務員に就職するための目標設定と勉強方法(教養試験)①を解説していきます。

インターネット等のインフラが整っており、パソコン一台あれば誰でも起業できる時代です。

そういった時代の中、国家公務員になりたい人は今時いるのかと疑問に思う人もいるでしょう。

しかし、一方で、安定した職に就きたいという人や将来にやりたいことが漠然とした人もいると思います。

そういった人たちにおすすめする職業が「国家公務員」です。

御存知かとは思いますが、国家公務員は安定した職種であり、日本国内における様々な政策を立案する機関のためそれなりにやりがいもあります。

この記事を見れば、国家公務員への就職方法、そして何をすればいいかが分かるようになります。

 

冬からでも間に合う!短期間の勉強で就職可能です。

 

「国家公務員に就職するのは難しいのでは?」とよく聞きます。

結論から言ってしまうと、「短期間で国家公務員に就職する」ことは可能です。

確かにやり方を知らないと難しいです。

しかし、国家公務員の試験にはクリアするための方法があり、それを実行すれば短期間でも合格することは可能なのです。

僕自身、国家公務員試験の受験勉強時代、大変辛かったです。

けれども、これから示す方法に徹することで、最終的には国家公務員になることができました。

合格できるのか半信半疑の中で方法に徹するのは精神的に辛かったですが、最終的に就職できました。

ですので、この方法は間違えていなかったと思えますし、国家公務員を目指す皆さんに実践して頂きたいと思います。

 

まずは第一志望を明確にしよう!

 

国家公務員と言っても、厚生労働省や文部科学省などの官公庁勤務や国税専門官といった専門職など多岐にわたります。

そのため、まずは自分が就職したい第一志望の職種を選択する必要があります。

この記事は国家公務員一般職に絞って解説していきたいと思います。

第一志望を決めないと散々な結果になります。

国家公務員の試験は職種毎で試験日が重なっていなければ、いくつでも受けれます。

そのため、たくさん受けて合格した中から選択しようと考える人もいるかと思います。

しかし、職種によって試験科目が異なることもあるため、短期間で合格を目指している人には向かないです。

例えば、国税専門官の試験では「会計学」がありますが、国家公務員一般職にはありません。

そのため、国税専門官を目指しているならいいですが、国家公務員一般職においては無駄な勉強になります。

こういった無駄を省くためにも第一志望を軸に勉強のスケジュールを立て、効率よく試験勉強を進めていく必要があるのです。

志望度に応じてスケジューリングしよう!

国家公務員になるには自分の第一志望を決めることが重要です。

志望度に応じて自身のスケジュールを管理していきましょう。

そうすることで自分が何をいつまでにどうやって実行するかが明白になります。

特に上述したように国家公務員一般職か専門職のどちらを軸にするかで戦略が大きく変わってきますので、早めに決めていきましょう。

地方公務員と国家公務員で悩む場合

まずは国家公務員の試験に集中しましょう!

地方公務員と国家公務員で悩む人も多いでしょう。

帰省して、地元の県庁や市役所に務めて貢献したい人もいるはずです。

実際に私の友人でも地元で公務員になる人が多く、東京に残る人は少なかったように思えます。

地方公務員と国家公務員一般職では試験のレベルは異なりますが、試験科目が重複することがほとんどです。

しかし、国家公務員試験の方が地方公務員の試験より早く実施される傾向にありますので、国家公務員の筆記試験を終えるまでは、地方公務員個別の試験対策は不要です。

逆に国家公務員の試験と並行して地方公務員の試験対策も行うと、試験レベルの温度差に困惑し、最悪全て失敗するといった本末転倒な結果になりかねません。

レベル的には地方上級職よりは国家公務員試験の方が簡単だと思いますので、まずは国家公務員の試験に集中し、基礎を身に付け、地方公務員の試験対策に臨む方がより効果的です。

 

筆記試験を突破せよ!

 

国家公務員一般職の筆記試験の勉強方法を解説します。

やることはシンプルでひたすら問題集を回すことです。

勉強時間はどれくらい?

筆記試験は最低でも毎日10時間は集中して勉強しましょう。

意外に少ないと思うかもしれませんが、公務員試験の10時間は結構きついですよ。

なぜかというと、ひたすら反復だからです。

公務員試験において問題集をいくつも持っている必要はなく、一つの問題集を何週もこなすことで力が付きます。

ですが、この同じ問題集を何週もやっていると精神的に辛くなってくるのです。

したがって、10時間も集中できるのであれば、筆記試験には問題なく合格できます。

試験科目の配分は?

公務員の筆記試験は大きく分けて、「教養試験」と「専門試験」の二つになります。

そのため、筆記試験の勉強において、この二つの区分への勉強時間の配分が大事になってきます。

結論から言うと、教養試験と専門試験を3対7の割合で勉強するのがいいです。

なぜかというと、国家公務員一般職の配点比率は専門試験が教養試験の2倍になっているのです。

そのため、配点が低い教養試験を多く勉強するより、専門試験に注力する方が戦略として正しいのです。

勉強方法~教養試験編~

上にも書きましたが、筆記試験は問題集をひたすら回すに尽きます。

教養試験でもそのスタイルは変わりません。

教養試験の構成を把握せよ!

教養試験の特徴として数的処理・判断推理・資料解釈・文章理解の問題数が多いことです。

教養試験40問のうち、27問が占めていますので、どれだけ重要か分かると思います。

つまり、これらで得点を稼ぐことが国家公務員試験一般職試験合格への一歩になります。

残りの13問は、自然科学・人文科学・社会科学といった抽象的な分野になりますが、具体的な科目を示すと下記のとおりです。

自然科学:数学・物理・化学・生物・地学

人文科学:世界史・日本史・地理・思想

社会科学:政治・法律・経済・社会

これらの中から範囲の指定がなく出題されます。

高得点は狙う必要はない!

教養試験で高得点を狙う必要はありません。

教養試験の構成でも述べましたが、自然科学・人文科学・社会科学はどこの範囲から出るか全く分かりません。

しかも、各科目から1、2問しか出ないのに、全てを網羅的に勉強するなんてコスパが悪いですよね。

国家公務員の試験は高得点を取らなくても十分合格可能です。

そのため、全てを網羅的に勉強する必要はなく、戦略的に勉強していきましょう。

捨て科目を作ろう!

大学で勉強していた場合は別ですが、一から勉強する場合は捨て科目を作るべきです。

僕は世界史・日本史・数学・化学は捨て科目してもいいと思っています。

なぜなら、上記4科目は特に勉強範囲が膨大になるからです。

そのため、余程、自身がない場合は勉強しなくてもいいと思っています。

むしろ、本番の試験で上記科目を捨てることで、問題を解くのに時間を要する数的処理・判断推理などに時間を割けることができます。

国家公務員試験は満点を狙う試験ではありません。

捨て科目を作るのは恐いと思いますが、割り切って積極的に作っていきましょう。

足切りに気をつけろ!

教養試験には足切りがあると言われています。

これは国家公務員試験だろうと、地方公務員試験だろうと変わりません。

そのため、高得点は狙わなくても足切りにかからないようにする必要があります。

足切りの点数は明記されているわけでもありません。

毎年異なってきますが、40点中26点取れば安全圏ほぼ確実だと思います。

筆記試験合格者の人数を調整するために設定されるので、その年の受験者の出来が良ければ高めになりますし、逆に悪ければ低く設定されます。

文章理解を攻略せよ!

文章理解は「内容把握」・「空間補充」・「文章整序」の三つの出題形式があり、「現代文」・「英文」の二言語でそれぞれ6問と5問で計11問出題されます。

現代文・英文ともに出題形式の中で内容把握が最も頻出度が高いです。

内容把握は、文章の内容と答えの選択肢のうち合致するものはどれかという出題形式です。

この場合、筆者の主張を捉える「要旨把握」とは違い、文章の中に必ず答えと合致する一文があるため、全ての文章に目を通す必要はありません。

解き方は、「答えの選択肢」を先に読むことです。

それから文中に答えと同じ一文を見つけ出せばいいのです。

これを文章全部読んでから答えを見ていたら時間がかかりますよね?

そのため、答えを見てから文書の中に合致するものを見つけましょう。

資料解釈を攻略せよ!

次に資料解釈です。

資料解釈の出題方法は、表が与えられて表中の数字の増減率を答える問題や折れ線グラフから大体の数値を把握する問題があります。

国家公務員一般職の試験では、資料解釈は3問出題されます。

そのため、資料解釈に勉強時間を割くのは勿体ないと感じる人が多いと思いますが、日本史・世界史の知識問題と違って文章の中に答えが必ずあります。

つまり知らなくても解ける問題なのです。

時間をかければ必ず解ける問題をみすみす逃すのは勿体ないですよね。

ですので、資料解釈も絶対に対策をしましょう。

文章理解・資料解釈の対策方法

文章理解・資料解釈は知識を問う問題ではありません。

時間があれば確実に解けますが、教養試験は全体で2時間20分しかないため、一問当たりに掛ける時間はそれほど多くありません。

一問に割く時間を短くする必要があるのですが、文章理解・資料解釈は時間の節約につなげられる最適な科目なのです。

文章理解・資料解釈は問題をこなせば、それだけ解くスピードが速くなります。

答えが問題の中にあるため、それを見つける練習を行えば、答えを探すのに要する時間は当然減っていきます。

要は問題に慣れることが重要です。

慣れるためには、毎日、問題を必ず解きましょう。

出来れば、教養試験が実施される午前中がよく、現代文・英文を各2問、資料解釈を2問の計6問を解きましょう。

問題を解く際は時間を測りながら行い、最速で解けるように意識しましょう。

最終的に1問当たり2分30秒で解けるとかなり時間の節約になりますので、試験直前までに調整しましょう。

文章理解・資料解釈で僕が受験時代に使っていた問題集です。畑中敦子さんの「資料解釈ザ・ベストプラス」は問題集というより、資料解釈を解くための参考書に近い位置付けですが、畑中シリーズは大変分かりやすいのでオススメです。

 

数的処理・判断推理を攻略せよ!

数的処理・判断推理は受験生の多くが苦手とする科目です。

しかも13問も出題されるため、軽視することができない厄介な科目です。余程、知識科目に自身があるなら別ですが、広範囲な人文科学・自然科学・社会科学で高得点取れる人は少ないのではないでしょうか。

そうなると、数的処理・判断推理の対策は必然的に必須になります。

中には簡単な問題もいくつか出題されるので、対策は必ず行うべきです。

公務員試験は新しい分野から出題されるわけではなく、過去に出題された問題の数字を変えたりして出題されることも多いため、過去の問題を解くことで対策が可能なのです。

そのため、やることは変わりません。

それは、問題集をひたすら解くことです。

解き方が分からない場合は時間が勿体ないので解答を見てしまいましょう。

文章理解・資料解釈のように答えが問題中にあるわけではないので、悩み続ければ解けるといった類のものではありません。

どうしても解き方は知る必要があるので、分からなかったら解答を見てしまいましょう。しかし、解答を確認したら、その日のうちに必ず復習してください。

答えを知っていることと、解き方を知っていることは全く別物です。

そのため、解答を見たらその日のうちに同じ問題を解くようにしてください。

こうすることで着実に力がつきます。

数的処理・判断推理は解き方をマスターする必要があります。

僕は解き方をマスターするため、畑中シリーズを利用し、解き方を学んでいたのでよい参考書が欲しい人はぜひ利用してください。本当に分かりやすくてオススメです。

上記で紹介した短期間でも国家公務員(一般職)に就職するための目標設定と筆記試験(教養試験)を実践すれば、合格への距離が一気に縮まります。

近道はないので、淡々と行動あるのみです。

皆様が国家公務員になるために少しでも役立ってくれれば幸いです。

国家公務員一般職専門試験の攻略法は下記の記事を参考にしてください!